【12月19日 Xinhua News】病気の子どもとその家族のための滞在施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス」が15日、中国上海市にオープンした。上海交通大学(Shanghai Jiao Tong University)医学院付属上海児童医学センターに入院・通院する市外の貧困世帯が無料で利用できる。

 延べ床面積は約750平方メートルで、家族で利用できるベッドルームが12室。各部屋にトイレと浴室、親子用ベッド、机が備えられ、共有スペースにはキッチンや洗濯室、プレールーム、食堂、サンルームなどもある。

 利用対象は0歳から満18歳までの病気の子どもがいる市外の貧困世帯で、事前に同センターとハウスが共同で設立した「評価委員会」に申請する。

 ドナルド・マクドナルド・ハウスは1974年に米国で始まった。中国本土では湖南省(Hunan)長沙市(Changsha)に次いで2カ所目となる。(c)Xinhua News/AFPBB News