【12月18日 Xinhua News】中国の月探査機「嫦娥5号(Chang'e-5)」の帰還機は17日未明、月の試料とともに内モンゴル自治区(Inner Mongolia Autonomous Region)ウランチャブ市四子王旗の予定された区域に無事着地した。月探査計画の総責任者、国家航天局の張克倹(Zhang Kejian)局長は、嫦娥5号ミッションの成功を宣言した。

 今回のミッションでは、中国初となる月面試料の採取・パッケージ化、月面離陸、月軌道でのランデブーとドッキング、試料を載せての大気圏再突入など、複数の大きな技術的進展があった。今回の成功は、中国の月探査の「周回、着陸、帰還」3段階計画が予定通り完了したことを示している。(c)Xinhua News/AFPBB News