【12月18日 AFP】20-21イングランド・プレミアリーグは17日、第13節の試合が行われ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)はシェフィールド・ユナイテッド(Sheffield United)に3-2で勝利。敵地でまたしても逆転勝ちし、今季のリーグ戦におけるアウェーでの全勝を維持した。

 本拠地での6試合ではわずか1勝しか挙げられず、ホームとアウェーで成績が全く違うマンチェスター・ユナイテッドは、敵地での6試合で18ポイントを挙げており、その全てで先制されながらも逆転勝ちを収めている。

 マーカス・ラシュフォード(Marcus Rashford)の2得点とアントニー・マルシアル(Anthony Martial)のゴールで勝ち点3を手にしたマンチェスター・ユナイテッドは、消化試合数が一つ少ない中で首位リバプール(Liverpool FC)と5ポイント差の6位に浮上した。

 一方のシェフィールド・ユナイテッドは、ここまでわずか1ポイントと底知れぬ絶望感を味わっており、13試合を終えての勝ち点1はイングランド1部リーグ史上最少となっている。

 敵地に乗り込んだマンチェスター・ユナイテッドは長い時間にわたりホームチームを圧倒したが、最後の数分は神経をすり減らす展開となった。

 リーグ戦ではアウェーゲーム10連勝となったマンチェスター・ユナイテッドのオレ・グンナー・スールシャール(Ole Gunnar Solskjaer)監督は、英BBCに「終盤は全く余裕のある状況ではなかった」とコメント。

「スロースタートを切り、またも自分たちで試合を難しくしてしまったが、その後は素晴らしかった。相手に2点目を決められたときは全く落ち着かなかった」と振り返り、「ホームで改善しなければならない」と続けた。

「(ホームにリーズ・ユナイテッド<Leeds United>を迎える)日曜日は、われわれにとって大きなテストになるだろう。重要なダービーだ。この試合がやって来るのをずっと待っていた」 (c)AFP