【12月18日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間17日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は164万9927人に増加した。

【図解】新型コロナ 各国のワクチン発注量

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも7419万5340人の感染が確認され、少なくとも4758万人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 16日には世界全体で新たに1万3886人の死亡と72万746人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の3784人。次いでブラジル(936人)、ドイツ(698人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに30万7512人が死亡、1698万842人が感染し、少なくとも629万8082人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は18万3735人、感染者数は704万608人。以降はインド(死者14万4451人、感染者995万6557人)、メキシコ(死者11万5769人、感染者127万7499人)、イタリア(死者6万6537人、感染者188万8144人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの158人。次いでペルー(112人)、イタリア(110人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(107人)、スロベニア(105人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が49万8962人(感染2300万9988人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が47万7404人(感染1429万9617人)、米国・カナダが32万1256人(感染1746万96人)、アジアが20万8118人(感染1325万7447人)、中東が8万5841人(感染370万6423人)、アフリカが5万7403人(感染243万1140人)、オセアニアが943人(感染3万634人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP