プーチン氏年末恒例会見 バイデン氏、ワクチン、ナワリヌイ氏について語る
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■コロナワクチン
ロシアが開発した新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV(Sputnik V)」に関しては、その安全性と有効性を高く評価し、プーチン大統領と同じ60代の接種が認められ次第「直ちに」ワクチンを接種する意向を示した。
プーチン大統領は、ロシアが世界で初めてコロナワクチンを「発明」し製造を開始したと主張。専門家らの発表を引用し、スプートニクVは96~97%の有効性を示したと述べた。
■ナワリヌイ氏
ナワリヌイ氏の毒殺未遂をめぐっては、ロシア治安当局が関与していたとの報道を一蹴。仮に自国の当局が背後にいたとすれば、ナワリヌイ氏は今頃生きていなかっただろうと語った。
ナワリヌイ氏は8月、シベリア(Siberia)発モスクワ着の飛行機の機内で意識不明に陥り、現地で入院。その後ドイツ首都ベルリンに移送された。
欧州諸国の専門家らは、旧ソ連が開発した神経剤ノビチョクを用いてロシア当局がナワリヌイ氏を攻撃したと結論付けたが、ロシア側はこれを繰り返し否定している。
プーチン大統領は、ナワリヌイ氏の毒殺を望んだのがロシアの特殊部隊だったなら「最後までやり遂げていただろう」とコメントした。(c)AFP