【12月19日 CGTN Japanese】最近出版された『2020中国地域イノベーション能力測定報告』によりますと、地域イノベーション総合指標から見た省・直轄市のトップ10に、広東(Guangdong)、北京、江蘇(Jiangsu)、上海、浙江(Zhejiang)、山東(Shandong)、湖北(Hubei)、安徽(Anhui)、陝西(Shaanxi)、重慶(Chongqing)が入りました。そのうち、東部の省は依然として革新力の最も強い地域で、北京、広東、上海、江蘇の基礎研究の経費は全国の50%以上を占めたということです。

 中国科学院大学中国創新創業管理研究センターの柳卸林(Liu Xielin)主任は、第一財経の記者のインタビューを受けた際、「全体から見れば、地域のイノベーション能力は著しく増強された。特色ある地域イノベーションパターンはほぼ形成され、古い原動力から新たな原動力への転換の加速、産業の様式転換やグレードアップ、経済の質の高い発展の実現などでカギとなる役割を果たしているが、不均衡で調整が十分でないという問題は依然として存在する」と指摘しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News