【12月18日 CGTN Japanese】中国初の全国職業技能コンクールがこのほど広東省(Guangdong)の広州(Guangzhou)で閉幕しました。300人近くの職人はそれぞれの職業分野で腕前を披露し、来年の世界大会の出場候補に選ばれました。

 3日間にわたって行われたコンクールには、全国各地から職人2,500人以上が一次予選を勝ち抜き、うち1,000人近くが決勝戦に進出。素晴らしいパフォーマンスを見せました。

 コンクールでは、製造、情報技術、運輸、建築など、中国産業部門の7割を占める14業種を対象に、競技が繰り広げられました。各部門の優勝者300人近くが中国を代表して、来年上海で開催される第46回国際技能競技大会(WSI、ワールド・スキルズ・インターナショナル)に出場する候補者に選ばれました。

 WSI は、職業技能のオリンピックとして知られ、2年に一度開催されます。

 いま、中国には1億7000万人以上の専門職人がいるほか、2019年からの3年間で高等職業学校の入学募集定員を毎年100万人ずつ、計300万人増やす計画です。(c)CGTN Japanese/AFPBB News