【12月17日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)のチェイス・キャリー(Chase Carey)最高経営責任者(CEO)は16日、ブラジルGP(Brazilian Grand Prix)を2025年までインテルラゴス・サーキット(Interlagos Circuit)で継続開催すると発表した。

 同GPに関してはリオデジャネイロ(Rio de Janeiro)も誘致を行っていたが、新サーキットの建設計画は熱帯雨林の減少に抗議する環境保護団体から反対を受けていた。

 キャリー氏は「サンパウロ(Sao Paulo)市が2025年までブラジルGPの開催を継続することを発表できうれしく思う。これからの数年、新たなプロモーターと一緒に仕事ができるのを楽しみにしている」と述べた。

「ファンが熱狂的で大会の歴史も長いブラジルは、フォーミュラワンにとって非常に重要なマーケット」

 1990年からインテルラゴス・サーキットで開催されているブラジルGPだが、2025年まで続く今回の新契約によって、来年からサンパウロGP(Sao Paulo Grand Prix)という名称に変更される。(c)AFP