【12月17日 Xinhua News】中国教育部は14日の記者会見で、第13次5カ年計画(2016~20年)期間中、全国の小中学校の体育科と美育科(情操教育)で、教職員の増員や施設の整備が大きく進んだと発表した。

 王登峰(Wang Dengfeng)体育衛生・芸術教育司司長によると、教員の数は15年からの5年間で、体育科が50万2千人から59万5千人、美育科は59万9千人から74万8千人にそれぞれ増えた。

 運動場と体育館の面積は19年末時点で、小学校の90・2%、中学校の93・5%が基準を満たしていた。運動器具の基準到達率は小学校が95・4%、中学校が96・6%に上った。

 王氏は、農村地区の音楽・体育・美育の教育資源不足に対応するため、教員の育成や補充ルートの確保に加え、IT技術の活用にも一段と力を入れていく必要があるとの見方を示した。(c)Xinhua News/AFPBB News