【12月20日 CGTN Japanese】上海開放大学では13日から、家政学コースの4年制本科生の募集が始まりました。今回初めて設立されたこの本科生コースでは、業界内のハイエンド人材の育成を目的に、家政学概論や家政学管理論などの座学と実技の授業が行われます。

 データによりますと、現在、上海市で家政業に従事する人の数は約50万人で、市場規模は年間300億元(約4764億円)に達しているということです。また、日増しに膨らむ需要により、今後5年間で市場規模は倍増し、ハイエンド人材は20万人不足することが見込まれています。

 今回の新コース開設について、上海開放大学の責任者は「見通しは非常に明るいものだ」として、2年制の専門コースと比べると、「調理や生け花などの専門的な技能よりも、理論と実践の結びつけを重んじている」と紹介しています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News