【12月16日 AFP】アダルト動画サイト大手「Pornhub」は14日、未承認ユーザーが投稿した動画の公開を停止すると発表した。同サイトをめぐっては、児童虐待、レイプ、リベンジポルノの動画に目をつぶり、対策を講じていないとの批判の声が上がっている。

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 Pornhubへの批判は、同サイトには毎年680万件の動画がアップロードされるが、その多くの内容は「児童虐待や同意のない性行為」だと批判する米ニューヨーク・タイムズ(New York Times)の記事がきっかけとなった。これに続いてクレジットカード大手のビザ(Visa)とマスターカード(Mastercard)が、Pornhubに対する決済処理を停止すると発表した。

 これを受けてPornhubは先週、承認済みユーザーにのみ動画のアップロードを許可すると発表。今回さらに、すでにサイトに投稿されている未承認ユーザーの動画を公開停止にすると明らかにした。

 Pornhubは発表で、「未承認ユーザーによるアップロードを禁止するポリシーの一環として、これまでにアップロードされた動画の中で、コンテンツパートナーまたはモデルプログラムの会員以外によって制作されたものはすべて停止する」としている。

「Pornhubのコンテンツは承認済みユーザーによる動画のみとなるが、このような措置はフェイスブック(Facebook)、インスタグラム(Instagram)、ティックトック(TikTok)、ユーチューブ(YouTube)、スナップチャット(Snapchat)、ツイッター(Twitter)も講じていない」

 今後は、コンテンツパートナーと動画から広告収入を得ている人のみサイトへのアップロードが可能となる。また、新規ユーザーの承認手続きは来年公表するという。

 カナダを拠点とするPornhubは、ルクセンブルクで会社登記している。昨年のサイトアクセス数は420億回で、広告とプレミアムコンテンツのサブスクリプションで収入を得ている。(c)AFP