【12月16日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するウィリアムズ(Williams)は15日、創設者のフランク・ウィリアムズ(Frank Williams)氏が入院したことを発表した。状態は安定しているという。

 チームは「フランク・ウィリアムズ氏は先日入院し、現在はそこで安定した状態にある」「容体はプライベートな事柄なので、現時点で家族からこれ以上の詳細を明かすことはない」「家族のプライバシーを尊重していただきたい。何か変化があれば追ってチームから発表する」と話した。

 現在78歳のウィリアムズ氏は、1977年にチームを創設したが、2012年に取締役を退任し、さらに今年はチームを米国の投資会社ドリルトン・キャピタル(Dorilton Capital)に売却して経営からも完全に撤退した。1986年にはフランスで自動車事故を起こし、以後は車椅子生活になっていた。

 チームはコンストラクターズ選手権9回、ドライバーズ選手権7回の優勝を果たしているが、1997年を最後にタイトルから遠ざかっている。(c)AFP