【12月16日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間15日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は162万1397人に増加した。

【図解】新型コロナ 各国のワクチン発注量

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも7276万1200人の感染が確認され、少なくとも4686万6300人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 14日には世界全体で新たに8272人の死亡と53万7261人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の1386人。次いでロシア(577人)、ドイツ(500人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに30万479人が死亡、1651万9616人が感染し、少なくとも629万8082人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は18万1835人、感染者数は692万7145人。以降はインド(死者14万3709人、感染者990万6165人)、メキシコ(死者11万4298人、感染者125万5974人)、イタリア(死者6万5011人、感染者185万5737人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの156人。次いでペルー(111人)、イタリア(108人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(103人)と北マケドニア(103人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が48万5475人(感染2242万8120人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が47万2868人(感染1410万4251人)、米国・カナダが31万3958人(感染1698万3929人)、アジアが20万6332人(感染1315万5038人)、中東が8万5171人(感染366万6782人)、アフリカが5万6651人(感染239万2512人)、オセアニアが942人(感染3万575人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP