【12月15日 Xinhua News】中国黒竜江省(Heilongjiang)大興安嶺地区の呼中区では13日、強い寒気の影響で気温が氷点下40・9度に達し、今冬の最低気温を記録した。

 同日、空気中の水蒸気が結晶となって漂う氷霧(こおりぎり)が発生、視界が20~30メートルとなった。区を流れる呼瑪(こま)河の両岸には美しい樹氷も出現した。

 大興安嶺地区の伊勒呼里山北麓に位置する同区は、年間平均気温が氷点下4・3度、霜の降りない期間は年間わずか80日ほど。氷点下53・2度の最低気温を記録したことがあり、氷点下40度以下が毎年1カ月ほど続くことから「中国で一番寒い町」と呼ばれている。(c)Xinhua News/AFPBB News