【12月15日 AFP】ナチス・ドイツ(Nazi)指導者アドルフ・ヒトラー(Adolf Hitler)の物だったとされる、今年5月に84歳で死んだワニが剥製にされ、ロシアの首都モスクワで展示されている。

 モスクワのダーウィン博物館(Darwin Museum)は、ワニの「サターン(Saturn)」の死骸をモスクワ動物園(Moscow Zoo)から受け取り、専門家らが今年6月から剥製を作る作業を開始し、特別な溶液を用いてサターンのうろこを処理した。

 サターンは1936年に米国で生まれ、その後ベルリン動物園(Berlin Zoo)に移された。空襲で数頭の仲間が死んだ後、1943年11月23日にこの動物園を脱走。

 1946年になって英軍兵士らに発見され、旧ソ連当局に引き渡された。

 サターンが死んだ際、モスクワ動物園はこの空白の3年間のサターンの居場所は「謎」だとしていた。同動物園によると、サターンがモスクワに連れてこられた1946年7月当時、サターンはヒトラーが個人的に収集した動物だったとのうわさが広まったという。

 ロシアの博物館は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、来年1月16日まで閉鎖されている。

 映像前半は展示されたサターンの剥製、ダーウィン博物館が9日撮影・提供。後半は生前のサターン、モスクワ動物園提供・撮影日不明。(c)AFP