【12月15日 AFP】米大統領選は14日、選挙人投票でジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領の当選が確定し、現職ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領による選挙結果を覆そうとする試みが成功する可能性はなくなった。

 55人と全米で最も多いカリフォルニア州の選挙人がバイデン氏に投票し、バイデン氏に投票した選挙人は当選に必要な270人を超えた。トランプ氏が自身の敗北を認めていないため、選挙人投票は通例より大きな注目を集めていた。

 バイデン氏に55票が入ったと発表されると、カリフォルニア州の選挙人らは拍手喝采した。

 バイデン氏はこれを受けて演説を行い「ページをめくる時がきた。団結し、傷を癒やすために。これまで述べてきたように私はすべての米国民のための大統領になる」と述べた。

 映像は演説するバイデン氏、14日撮影・提供。(c)AFP