【12月15日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間14日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は161万2297人に増加した。

【図解】新型コロナ 各国のワクチン発注量

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも7216万6120人の感染が確認され、少なくとも4657万6400人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 13日には世界全体で新たに7316人の死亡と52万8960人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の1396人。次いでイタリア(484人)、ロシア(450人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに29万9191人が死亡、1625万7366人が感染し、少なくとも629万8082人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は18万1402人、感染者数は690万1952人。以降はインド(死者14万3355人、感染者988万4100人)、メキシコ(死者11万3953人、感染者125万44人)、イタリア(死者6万4520人、感染者184万3712人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの155人。次いでペルー(111人)、イタリア(107人)、スペイン(102人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が48万650人(感染2222万8392人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が47万1393人(感染1404万9321人)、米国・カナダが31万2590人(感染1671万5892人)、アジアが20万5612人(感染1311万4367人)、中東が8万4779人(感染364万6531人)、アフリカが5万6331人(感染238万1056人)、オセアニアが942人(感染3万561人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP