【12月14日 CGTN Japanese】12月31日に中国大陸で『崖上的波妞』のタイトルで一般公開されることが決定した宮崎駿(Hayao Miyazaki)監督作品『崖の上のポニョ』(2008)。12年越しとなる待望の中国大陸一般公開に合わせ、初の大陸版ポスターがネットでお披露目されました。

 このポスターはアニメ映画『大魚海棠』で知られる制作団体「彼岸天」所属のアニメディレクター・太子(タイズゥ)が手がけ、ポニョと宗介の出会いをテーマにしています。

 宮崎駿監督作品が中国大陸で一般公開されるのは、2018年公開の『となりのトトロ(中国題:龍猫)』、2019年公開の『千と千尋の神隠し(中国題:千与千尋)』に続き、3作目です。本作は、海沿いの街を舞台に、「人間になりたい」と願う魚の子・ポニョと5歳の少年・宗介の交流を描く物語。制作の過程で、わずか12秒のシーンに1613枚の原画を使ったという巧みの心を決めた作品としても数多くのファンを魅了しています。日本では2008年度年間ランキングで第1位になるなど、21世紀になってからの日本を代表する映画作品の一つと言えるでしょう。(c)CGTN Japanese/AFPBB News