【12月15日 Xinhua News】中国重慶市(Chongqing)の住宅地にある頭部のない石刻造像がこのほど、ネット上で話題となっている。

 同市南岸区南坪正街の岩壁に彫られたこの造像は、高さ約10メートルで、端座し、両手を合わせている。外側は年月を経た緑色のコケに覆われている。

 南岸区文物管理所によると、この造像は第3回全国文化財調査の結果から、中華民国時代のものとみなされており、頭部は1950年代に破壊された可能性があるという。同造像の文化財的価値は、近現代史分野の専門家による研究が行われた後に確定される。(c)Xinhua News/AFPBB News