【12月28日 AFP】地球全体が新年を迎えるには26時間かかる。最も早く年が明けるのは、太平洋に浮かぶキリバスのライン諸島(Line Islands)だ。

 新年を複数回迎える国もあり、9つの時間帯にまたがるロシアもそのひとつだ。一方、中国は広大ながらも標準時を全国で統一しており、北京からカシュガル(Kashgar)までの人々が一斉に年を越す。

 米ニューヨークなど北半球の大半では新年は寒く、ブラジル・リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)などの南半球では真夏だ。

 フランスはほぼ1日かけて寒暖の中、何度も年を越す。領土が南北両半球のインド洋や太平洋など、12の時間帯にあるためだ。

 最も遅く新年を迎えるのは、太平洋にある米国の無人島ハウランド(Howland)とベーカー(Baker)となっている。(c)AFP