中国とネパール エベレストの最新標高を共同宣言
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【12月10日 CGTN Japanese】習近平(Xi Jinping)国家主席とネパールのバンダリ大統領が8日、書簡を交わし、チョモランマ(Qomolangma、エベレストのチベット名)の最新標高を共同で宣言しました。
昨年、中国とネパールはチョモランマの最新標高を共同宣言することで合意しました。この1年間、両国のチームはさまざまな困難を乗り越えて地道に努力を重ね、世界標高基準に基づくチョモランマの雪面標高を確定し、その最新標高は8848.86メートルであることを世界に向けて宣言しました。
これに対し習近平氏は、「チョモランマは世代を超えた両国友好の重要なシンボルである」と記し、両国がこの世界最高峰を中国とネパールの境界峰として、また「中国・ネパール友好峰」として設定していることを強調しました。
今回のチョモランマ最新標高の発表は、画期的な意義があり、中国・ネパール関係発展の高いレベルを十分に反映しています。これについて習氏は、中国が今後もネパールと協力して、チョモランマの生態環境保護と科学研究協力を積極的に推進し、両国共有の貴重な財産と国土を守っていく意向を示しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News