【12月10日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)は9日、グループA第6節が各地で行われ、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)はアウェーでレッドブル・ザルツブルク(Red Bull Salzburg)を2-0で下し、同組2位で決勝トーナメントに駒を進めた。

 16強入りのためには勝利が必要だったアトレティコは、マリオ・エルモソ(Mario Hermoso)とヤニック・フェレイラ・カラスコ(Yannick Ferreira Carrasco)がそれぞれゴールを挙げた。

 アトレティコのディエゴ・シメオネ(Diego Simeone)監督は、「私が就任してからの9年で、ベスト16に8度進んでいると思う(実際は7度)」とし、「それを振り返るのは楽しい。われわれにとっては普通のことだと多くの人は言うだろうが、私はそうは思わない」と語った。

 首位通過を決めている王者バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)も同日、ニクラス・ズーレ(Niklas Suele)とエリック・マキシム・チュポモティング(Eric Maxim Choupo-Moting)がゴールを挙げ、ロコモティフ・モスクワ(Lokomotiv Moscow)に2-0で勝利。バイエルンは無敗でグループステージの戦いを終え、3位となったザルツブルクがヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2020-21)に回ることになった。

 グループDでは、アタランタ(Atalanta)がアウェーでアヤックス(Ajax)を1-0で下し、首位リバプール(Liverpool FC)に次ぐ2位で決勝トーナメント進出を決めた。

 ライアン・フラーフェンベルフ(Ryan Gravenberch)の退場により数的優位になったアタランタは、終盤にルイス・ムリエル(Luis Muriel)が決勝点をマークし、2年連続で16強に駒を進めた。一方のアヤックスはヨーロッパリーグ行きが決まった。

 チャンピオンズリーグの決勝トーナメント1回戦の組み合わせ抽選会は14日に行われる。(c)AFP