スポーツができる「幸福」 中国で8か月ぶりに国際大会が開催
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【12月10日 People’s Daily】11月8~10日、中国山東省(Shandong)威海市(Weihai)で卓球の女子ワールドカップ(W杯)が開かれた。トップ選手の出場する国際大会の開催は約8か月ぶり。威海市では13~15日に男子W杯が引き続き行われ、そして19~22日、河南省(Henan)鄭州市(Zhengzhou)で、世界のランキング上位が争う2020国際卓球連盟(ITTF)ファイナルが行われた。
中国卓球協会の劉国梁(Liu Guoliang)会長の言葉を借りれば、大会に参加した選手たちの共通した感情は「幸福」だったという。その二文字の言葉から、今回の大会がいかに貴重だったかが分かる。突然、世界から日常を奪い始めた新型コロナウイルス。東京五輪をはじめ、一連の重要な国際大会は次々と延期や中止に追い込まれた。8か月の時を経て、久しぶりに再会を果たした世界のアスリートたち。そしてそのプレーを見届ける観客たち。長く失われていた「幸福」の瞬間をともにかみしめた。
国際大会には27か国・地域の代表選手、コーチらが参加。世界でコロナ禍が続く中、中国卓球協会と現地の組織委員会は綿密に大会準備を進め、徹底した感染防止対策を取った。新型コロナウイルス流行後、中国で初めて行われた国際大会が成功を収めたことは、他のスポーツ大会再開に向けたモデルを提供した。
各国から大会に参加した100人以上の選手、コーチ、スタッフらは、中国が新型コロナを抑え込んで大会を実施させたことを母国などで伝えている。卓球国際大会の成功は、世界のスポーツ界に希望と自信を与えただけでなく、スポーツの世界を超えて大きな影響を与えている。
ウイルスの嵐は今も世界を襲っている。しかし困難をものともせず、決してあきらめないアスリートたちの姿は、見る人の心を大きく揺さぶっている。世界が一丸となってコロナ禍に立ち向かっている重要なこの時期に、スポーツは国境を超えて世界の人々が手を結ぶ絆となっている。(c)People’s Daily/AFPBB News