【12月9日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するメルセデスAMG(Mercedes AMG)の王者ルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で陽性となり、「ここ最近では最もつらい1週間」を過ごしたと話しつつ、シーズン最終戦のアブダビGP(Abu Dhabi Grand Prix 2020)出場に意欲を見せた。

 ハミルトンはアラブ首長国連邦(UAE)のドバイ(Dubai)で休養中に新型ウイルスに感染し、前週末のサキールGP(Sakhir Grand Prix 2020)を欠場した。

 バーレーンでの隔離期間中に撮影したインスタグラム(Instagram)の動画の中で、ハミルトンは「この1週間、みんなと連絡を取っていなかったが、間違いなくここ最近では最もつらい1週間の一つだった」とコメントした。

「ひたすら回復に集中し、アブダビでマシンとレースに戻れるように、コンディションを戻すことに集中していたんだ」「きょうはとても良い気分で目を覚まし、初めて運動ができたから、みんなに明るいメッセージを送って無事を伝えたかった」「近いうちに車に戻れたらうれしい」

 アブダビへ入るには、ハミルトンは検査で陰性の結果が出る必要があるが、地元当局から入国を拒否される可能性もある。(c)AFP