ラツィオが約20年ぶりの欧州CL16強、無敗で勝ち上がり
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【12月9日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)は8日、グループF第6節が各地で行われ、ラツィオ(SS Lazio)はチロ・インモービレ(Ciro Immobile)の今大会5得点目などでクラブ・ブルージュ(Club Brugge)と2-2で引き分け、約20年ぶりに決勝トーナメント進出を果たした。
土砂降りの本拠地にブルージュを迎えたラツィオは、ホアキン・コレア(Joaquin Correa)のゴールで12分に先制すると、直後にルート・フォルマー(Ruud Vormer)に同点弾を決められたものの、インモービレがPKから勝ち越しゴールを挙げた。
前半終了を前にエドゥワール・ソボル(Eduard Sobol)が退場となり10人となったブルージュだったが、76分にはハンス・ヴァナーケン(Hans Vanaken)が同点ゴールを決め、試合はこのまま終了した。
グループステージを2勝4分で終えたラツィオは、このグループ唯一の無敗を守った。
ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)に次ぐ同組2位となったラツィオは、1999-2000シーズン以来となる同大会での16強入り。このときは準々決勝にまで進み、現在のチームを率いるシモーネ・インザーギ(Simone Inzaghi)監督も選手としてプレーしていた。
インザーギ監督は「あすになれば、おそらく選手たちは成し遂げたことを実感するだろう」とコメントした。
「チャンピオンズリーグの舞台に13年ぶりに戻り、20年ぶりに次のラウンドに進んだ」「われわれは1敗もすることなく欧州のベスト16に入った。ピッチ上で手にするにふさわしい勝ち上がり」 (c)AFP