【12月8日 Xinhua News】米ワシントンのスミソニアン国立動物園(Smithsonian's National Zoo)はこのほど、同園で8月に生まれたジャイアントパンダの赤ちゃん「小奇跡(シャオチージー、Xiao Qi Ji)」が初めて歩いたことを発表した。

 同園のジャイアントパンダの飼育員助手、ローリー・トンプソンさんが4日、公式サイトの情報を更新し、今年の感謝祭に当たる11月26日、生後3カ月と5日のオスのシャオチージーが「大きな一歩」を踏み出したことを明らかにした。

 トンプソンさんは「その朝、シャオチージーはねぐらの外で休み、母親の美香(メイシャン、Mei Xiang)は中で眠っていた。数カ月の練習を経て、シャオチージーは四本の足でしっかりと立ち、母親に向かってふらつきながら数歩歩くと転んでしまった」とつづった。

 それ以降、朝になると母親がシャオチージーをねぐらから室内の大きな囲いのある場所へ連れ出すようになり、シャオチージーはそこで歩く練習をしているという。

 獣医師の診察によると、シャオチージーは現在順調に成長しており、体重は5・66キロ、鼻先から尻尾の付け根までの体長は65センチ、腹囲は49センチという。(c)Xinhua News/AFPBB News