フッキが上海上港を退団、指揮官と対立で後味悪く
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【12月8日 AFP】サッカー元ブラジル代表のFWフッキ(Hulk)は7日、4年間所属した中国スーパーリーグ(1部)の上海上港(Shanghai SIPG)を退団すると表明した。同選手は指揮官のヴィトール・ペレイラ(Vitor Pereira)監督と対立し、後味の悪い形でチームとの関係に終止符を打つことになった。
この日カタール・ドーハで行われたAFCチャンピオンズリーグ(AFC Champions League 2020)東地区決勝トーナメント1回戦で、上海上港はアンドレス・イニエスタ(Andres Iniesta)を擁するヴィッセル神戸(Vissel Kobe)に敗れたが、今月末で契約が終了するとされる34歳のフッキは出場しなかった。
ポルトガル1部リーグのFCポルト(FC Porto)でもプレーしたフッキは、中国版ツイッター(Twitter)の「微博(ウェイボー、Weibo)」に、「きょうは上海上港に別れを告げる日になる。このチームはアットホームな気持ちにさせてくれた」と投稿した。
今回のAFCチャンピオンズリーグでは、チームが0-1で敗れた先月の横浜F・マリノス(Yokohama F Marinos)戦で指揮官と口論した末に控室に向かい、ペレイラ監督から「正しいスピリット」を欠いていると批判を受け、その後の3試合でメンバーから除外されていた。
2016年にロシア1部リーグのFCゼニト(FC Zenit)を離れ、当時のアジアサッカー史上最高額となる移籍金5580万ユーロ(約69億円)で上海上港との契約にサインしたフッキは、メンバーを外される前から同クラブとの契約を延長しないと明言していた。
母国代表として48試合に出場して合計11得点を記録し、2018年には上海上港の主将としてチームのリーグ初制覇に貢献したフッキは、「この4年以上もの間、自分を本当に温かく迎えてくれたファンにとても感謝している」とつづると、チームメートやクラブ幹部にも感謝していたが、ソーシャルメディアでのさよならメッセージではペレイラ監督には何も言及しなかった。
筋骨隆々のフッキは、中国サッカー史に残る大型契約選手の一人として、見事な成績とともに同国でのプレーに終わりを告げることになる。上海上港では、2試合で1得点ペースの記録を残し、ファンの人気は同胞のオスカル(Oscar dos Santos Emboaba Junior)と並んで高いものだった。(c)AFP