【12月7日 AFP】20-21イングランド・プレミアリーグは6日、第11節の試合が行われ、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)は2-0でアーセナル(Arsenal)に勝利して首位を維持した。ジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督は、優勝争いのできるチームに「成長した」と話している。

 9か月ぶりにスタジアムに入った2000人のファンの前で、トッテナムは孫興民(Heung Min Son、ソン・フンミン)とハリー・ケイン(Harry Kane)がゴールを決めてファンを楽しませる試合を披露した。リーグ戦無敗は10試合に伸び、中でもマンチェスター・シティ(Manchester City)、チェルシー(Chelsea)、そしてアーセナルと対戦したここ3試合で勝ち点7を積み重ねた。

 モウリーニョ監督は「われわれは成長した。多くの人たちが、シティ、チェルシー、アーセナルとの3試合でわれわれが勝ち点を落とし、いつものスパーズに戻ると推測できたことは想像にかたくない」「しかし、われわれはそのいつもの場所へ戻らず、この場所にいる。そしてリバプール(Liverpool FC)が大量点で勝たない限り、今週もトップを維持できるだろう」とコメントした。

 そのリバプールは4-0でウォルバーハンプトン・ワンダラーズ(Wolverhampton Wanderers)を下したが、トッテナムは同チームと得失点差、チェルシーと勝ち点2差の首位を守っている。

 60年ぶりの優勝の可能性は、二人で公式戦27ゴールを稼いでいるケインと孫が好調を維持できるかにかかっている。先制点の場面では、ケインのパスを左サイドで受けた孫が中へ切れ込み、カーブをかけた見事なシュートをファーサイドの上隅に決めた。孫の公式戦13ゴールのうち、ケインがお膳立てしたのはこれが10点目となった。

 対照的に、苦しいシーズンを送る中でさらなる痛手を負ったアーセナルは、リーグ戦11試合で10ゴールしか挙げることができていない。この日も組み立てでの巧みなプレーは何度も見られたが、ゴール前では切れ味を欠いた。

 両チームの差は前半アディショナルタイムにはっきり表れ、最初はアーセナルが危険な攻撃を繰り出したかに見えたが、トッテナムは1本のロングパスから4対2の局面となるカウンターに転じ、最後は孫がしっかりためてパスを出すと、ケインが角度のないところからクロスバーの下をたたくシュートを決めた。ケインはこれで、ノースロンドンダービーの最多得点者になっている。(c)AFP/Kieran CANNING