ルクレールにグリッド降格処分、サキールGPでクラッシュ招く
発信地:マナマ/バーレーン
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【12月7日 AFP】6日に行われた20F1第16戦サキールGP(Sakhir Grand Prix 2020)決勝で、開幕ラップでのクラッシュの原因を作ったフェラーリ(Ferrari)のシャルル・ルクレール(Charles Leclerc)に対して、最終戦のアブダビGP(Abu Dhabi Grand Prix 2020)での3グリッド降格処分が言い渡された。
ルクレールは開幕ラップのターン4でブレーキのタイミングを誤り、最終的に優勝したレーシングポイント(Racing Point)のセルヒオ・ペレス(Sergio Perez)と接触。マシンのコントロールを失い、コースアウトしてバリアーに衝突した。
さらに、2台を避けようとしたレッドブル(Red Bull)のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)もグラベルに突っ込み、こちらもバリアーにぶつかった。
ペレスはスピンしながらもレースを続行し、最後尾から追い上げてF1初優勝を飾った。
このアクシデントについて、レーススチュワードは「ブレーキが遅すぎた」ルクレールに原因があると判断した。
腹立たしげにバリアーを蹴飛ばしたフェルスタッペンは、特に開幕周ということを考えれば、ルクレールの走りは「無謀」だったと話している。
「なぜあんなにアグレッシブで無謀だったのか分からない」「僕らはみんな上位にいた。それがこうして最後には、3台全てが被害に遭って、2台はひどい被害を受けることになった」 (c)AFP