【12月7日 Xinhua News】中国国家市場監督管理総局は4日、三菱自動車の中国輸入販売統括会社の三菱汽車銷售と現地合弁生産・販売会社の広汽三菱汽車が、多目的スポーツ車(SUV)「アウトランダー」3692台のリコール(回収・無償修理)実施を届け出たことを明らかにした。リア駐車ブレーキの安全性に問題があるという。

 対象となるのは2016年1月29日~5月24日に生産され中国に輸入された3662台と中国国内で生産された30台。リコール実施は12月10日から。

 対象車は後輪ブレーキキャリパーに水が浸入し、シャフトがさびて腐食することがある。駐車ブレーキの制動力が低下し、車が動きだす恐れがあるという。

 両社は問題のある後輪ブレーキキャリパーを無料で交換するとしている。(c)Xinhua News/AFPBB News