【12月6日 AFP】パレスチナ自治区ヨルダン川西岸(West Bank)のラマラ(Ramallah)で5日、イスラエル軍との衝突で死亡した13歳のパレスチナ人少年の葬儀が営まれ、新型コロナウイルス感染対策の外出制限を無視して数百人が参列した。

 パレスチナ自治政府保健省は、アリ・アイマン・ナスル・アブ・アリヤ(Ali Ayman Nasr Abu Aliya)君(13)が4日、ラマラ北方の村で起きた衝突でイスラエル軍に「腹部を実弾で撃たれて」死亡したと発表した。

 銃撃はユダヤ人入植地の建設への抗議活動の最中に起きた。少年の死はパレスチナ人の激しい非難を引き起こし、国連(UN)や欧州連合(EU)の批判も招いた。(c)AFP