【12月8日 Xinhua News】「国際障害者デー」の3日、中国福建省(Fujian)福州市(Fuzhou)で公益活動に取り組む人々が、市内の盲学校に通う視覚障害のある児童に同省の触地図を寄贈した。

 バリアフリー環境の推進に長年尽力している郭兵(Guo Bing)さんは今年9月、視覚障害者の友人や同省製図院などのスタッフとともに「福建省触地図」の研究・製作を開始。地図の正確さを確保し、視覚障害者の利用習慣に合わせるため、開発チームは話し合いとテストを重ね、このほど、ついに完成した。盲学校の子どもたちは地図に触れ、地域の位置などを理解して大いに喜んでいる。

 郭さんは触地図について、「視覚障害者が地理情報を理解するのに役立つだけでなく、彼らの多様なニーズに対する人々の関心を伝えることができる」と語った。(c)Xinhua News/AFPBB News