【12月6日 AFP】フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)でスポーティング・ディレクター(SD)を務めるレオナルド(Leonardo Nascimento de Araujo)氏が5日、スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)に所属するリオネル・メッシ(Lionel Messi)獲得の可能性を否定した。

 メッシについては、かつてバルセロナでチームメートだった現PSGのネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)のマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)戦の後、また一緒にプレーしたいと話したことが話題を呼んだ。

 また4日には、この夏にメッシを売るべきだったというバルセロナのカルラス・トゥスケッツ(Carles Tusquets)会長代行の発言に対して、ロナルド・クーマン(Ronald Koeman)監督が苦言を呈している。

 しかしレオナルドSDは、仏テレビ局のカナル・プリュス(Canal Plus)に対して「メッシとバルセロナを尊重しなければならない。メッシはバルセロナの選手だ。誰かがわれわれの選手の話をしていたら不愉快に思う。だからわれわれも、他のクラブの選手の話はしない」とコメントした。

「今はその話や、移籍の話をするべき時期ではない。考えるべきはシーズンや自分たちの目標、集中力の維持だ」「われわれにはそれができる選手がいるし、ローテーションをしても戦えるチームが組める」

 この夏にバルセロナ退団の意向を表明したメッシは、後にこれを撤回して残留したが、来年には自由にクラブを離れることができる。(c)AFP