【12月5日 AFP】中国南西部の炭鉱で5日、一酸化炭素が漏れる事故が発生し、作業員18人の死亡が確認された。国営メディアが報道した。坑内にはまだ5人が残されており、救助活動が続けられている。

 国営・中国中央テレビ(CCTV)によると、重慶(Chongqin)市の吊水洞(Diaoshuidong)炭鉱で4日、一酸化炭素濃度が上昇する事故が発生し、作業員24人が閉じ込められた。

 CCTVが報じた現地救急司令本部の情報によれば、5日朝現在で1人が救助されたものの、18人が死亡した。

 同報道によると、事故は作業員らが坑内の採掘機材を取り外しているときに発生した。炭坑はそれまで2か月間、閉鎖されていた。(c)AFP