【12月5日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ(Gianni Infantino)会長は4日、2021年のクラブW杯(2021 FIFA Club World Cup)について、7チームが参加する現行方式のまま同12月に日本で開催すると発表した。新型コロナウイルスの影響で延期が決定していた拡大しての開催は、保留のままとなっている。

 カタールで行われる2020年大会も来年2月1日から11日に開催されるため、2021年にはクラブW杯が2度行われることになる。

 日本でのクラブW杯開催は2016年以来、9度目で、欧州、南米、北中米・カリブ海、アフリカ、アジア、オセアニアの各大陸連盟王者に、開催国・日本の優勝クラブを加えた計7チームが参加する。

 クラブW杯は、欧州から8クラブが参加するなど出場チーム数を24に拡大し、高い収入が見込まれる新方式での大会が2021年の中国から行われるはずだったが、欧州選手権(UEFA Euro 2020)とコパ・アメリカ(2020 Copa America)が来年6月と7月に延期されたことを受け、先送りとなっている。(c)AFP