【12月4日 AFP】トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領は4日、フランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領を同国にとっての「問題」と評し、同国がマクロン氏をできるだけ早く「排除する」よう望むと発言した。両首脳の舌戦に拍車を掛けた格好だ。

 エルドアン大統領は同日、イスタンブールで金曜礼拝に出席した後、報道陣を前に「マクロン氏はフランスにとっての問題だ。同氏がいるから、フランスは非常に危険な時期を過ごしている。フランスが同氏をできるだけ早く排除することを望む」と述べた。

 トルコとフランスは、地中海東部における緊張やアゼルバイジャンとアルメニアの係争地ナゴルノカラバフ(Nagorno-Karabakh)をめぐる紛争など、さまざまな問題で対立している。(c)AFP