【12月4日 AFP】サッカーヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2020-21)は3日、グループJ第5節が各地で行われ、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)は2本のPKもあり3-3でリンツ(LASK Linz)と引き分け、決勝トーナメント進出を決めた。

 PK二つなどでリードするたびにリンツに追いつかれたものの、この引き分けでトッテナムは32強入りを決め、次週の第6節ではこちらもこの日グループ勝ち抜けを決めたロイヤル・アントワープFC(Royal Antwerp FC)との直接対決で首位の座を争う。

 グループHではACミラン(AC Milan)が2点差をはねのけてセルティック(Celtic)から4-2の逆転勝利を収め、勝ち上がりが決定。この日勝利した首位リール(Lille OSC)との勝ち点差1を守っている。

 グループリーグ1試合を残す中でこの日はほかにSCブラガ(SC Braga)やビジャレアル(Villarreal CF)、ディナモ・ザグレブ(Dinamo Zagreb)、レッドスター・ベオグラード(Red Star Belgrade)、スラビア・プラハ(Slavia Prague)、バイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)、グラスゴー・レンジャーズ(Glasgow Rangers)、ベンフィカ(Benfica)、グラナダ(Granada CF)、PSVアイントホーフェン(PSV Eindhoven)が決勝トーナメント進出を確定させた。前節までにはレスター・シティ(Leicester City)やアーセナル(Arsenal)、1899ホッフェンハイム(1899 Hoffenheim)、ASローマ(AS Roma)が32強入りを果たしていた。

 一方でグループFは接戦となっており、AZアルクマール(AZ Alkmaar)とナポリ(SSC Napoli)が1-1で、レアル・ソシエダ(Real Sociedad)がHNKリエカ(HNK Rijeka)に2-2で引き分けた。

 リエカが今大会初の勝ち点を手にする中、組首位のナポリはソシエダとAZに勝ち点2差をつけており、最終節ではソシエダをホームに迎え撃つ。(c)AFP