「はやぶさ2」カプセルがまもなく帰還、リュウグウでの任務を終え6年ぶりに地球へ
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【12月5日 AFP】日本の宇宙探査機「はやぶさ2(Hayabusa2)」のミッションがまもなく終わる。はやぶさ2は2014年12月、鹿児島県の種子島宇宙センター(Tanegashima Space Center)から打ち上げられた。
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はやぶさ2の耐熱カプセルは、オーストラリアの砂漠に着地する予定となっている。カプセルの内包物は地球近傍小惑星「リュウグウ(Ryugu)」表面のちりとより下層から採取した土壌サンプルだ。
ミッション中、はやぶさ2は、地球から3億4000万キロメートル離れた直径約900メートルのリュウグウ表面へのタッチダウンを2回成功させた。
2018年10月には、リュウグウの鉱物組成と温度、磁場を分析する目的で、小型探査機「ミネルバII(Minerva 2)」と、ドイツとフランスが開発した小型ランダー「マスコット(MASCOT)」を投入した。
はやぶさ2のミッションの目的は、地球に近い小惑星の物性や構造を研究することにより、太陽系と各惑星の形成についての理解を深めることだ。(c)AFP