【12月4日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)の若きエース、アーリング・ブラウト・ハーランド(Erling Braut Haaland)が3日、足のけがで来年1月まで離脱することになった。一方、DFマッツ・フンメルス(Mats Hummels)の足首は当初心配されていたほどの重傷ではなかった。

 20歳のハーランドは今季、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)の4試合で6ゴールをマークし得点ランクのトップに立つなど、公式戦14試合で17得点を記録していた。

 ドルトムントのルシアン・ファーブル(Lucien Favre)監督は、ノルウェー代表FWは筋断裂により「1月下旬までプレーしない」と認めた。「われわれにとっては痛手だが、ここ最近は少しプレーしすぎたのかもしれない」

 ハーランドは2日に行われたチャンピオンズリーグのラツィオ(SS Lazio)戦を欠場したが、ドルトムントは1-1で引き分けて決勝トーナメント出場を果たした。

 3日にハーランドはSNSに「素晴らしいニュース! ドクターと話をした。すぐに帰ってくる」と投稿したが詳細は明かしていなかった。

 一方、フンメルスは2日の試合でチロ・インモービレ(Ciro Immobile)に足を踏まれ、失意の表情で肩を抱えられてピッチを後にしたが、当初の見込みよりも深刻なけがではなかったと明かした。

 フンメルスは自身のインスタグラム(Instagram)に「病院から戻ったところだ。それほど悪くないようだ。数日でまた良くなるだろう」と投稿した。

 リーグ4位につけるドルトムントは現在多くのけが人がおり、ラツィオ戦ではイングランド代表の17歳ジュード・ベリンガム(Jude Bellingham)も足を引きずってピッチを後にした。

 なお、DFトマ・ムニエ(Thomas Meunier)、MFエムレ・ジャン(Emre Can)はともに打撲で戦線離脱している。(c)AFP