【12月4日 AFP】(更新)AFPが各国当局の発表に基づき日本時間の4日午前3時45分にまとめた集計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は150万人を超えた。イタリアでは1日の死者数が過去最多を記録した。

【図解】新型コロナ ワクチン開発状況(2020年11月9日時点)

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で6477万4705人が感染し、うち150万38人が死亡。最も被害が深刻な地域は中南米で、死者は45万2263人。次いで欧州(死者43万60人)、米国・カナダ(同28万6946人)となっている。

 イタリアでは1日の死者が993人となり、欧州で深刻な被害が出た最初の国となった3月に記録した969人を超えて過去最多を更新した。中東で最も被害の大きいイランでは、感染者が100万人に達した。英国では死者数が6万人を超えた。

 世界で最も被害が大きい米国では、1日の死者数が3月以降で最多となる2731人に増加。入院者数は初めて10万人を超えた。(c)AFP