【12月4日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間3日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は149万5205人に増加した。

【図解】新型コロナ ワクチン開発状況(2020年11月9日時点)

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも6452万2200人の感染が確認され、少なくとも4104万9400人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 2日には世界全体で新たに1万2445人の死亡と63万2957人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の2731人。次いでメキシコ(800人)、ブラジル(698人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに27万3847人が死亡、1392万5350人が感染し、少なくとも532万2128人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は17万4515人、感染者数は643万6650人。以降はインド(死者13万8648人、感染者953万4964人)、メキシコ(死者10万7565人、感染者113万3613人)、英国(死者5万9699人、感染者165万9256人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの146人。次いでペルー(109人)、スペイン(98人)、イタリア(94人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万6567人、回復者数は8万1667人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が45万2112人(感染1319万2939人)、欧州が42万6588人(感染1885万1590人)、米国・カナダが28万6148人(感染1431万2344人)、アジアが19万6793人(感染1252万6145人)、中東が8万28人(感染340万5066人)、アフリカが5万2594人(感染220万3759人)、オセアニアが942人(感染3万363人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP