【12月5日 CGTN Japanese】上海市は1日から、改定後の「上海市軌道交通乗客ルール」を実施しています。ほかの乗客に迷惑をかけないよう、地下鉄で携帯電話、タブレット端末、スマートウオッチなどを通じて音声を聞く場合、イヤホンの着用が義務付けられることになりました。

 当日、列車では、乗客のほとんどがイヤホンを着用したり、音声のないコンテンツを見たりしていました。イヤホンを着用せずに音声を流した乗客も、職員の注意で直ちに改めました。

 4月1日から施行されている交通運輸部が発表した『都市軌道交通乗客輸送組織とサービス管理方法』では、イヤホンの着用が要求されています。現在、北京市、天津市(Tianjin)、武漢市(Wuhan)、昆明市(Kunming)などが、軌道交通でのイヤホン着用規定を設けています。

 鉄道部門は10月、北京・上海高速鉄道、成都・重慶高速鉄道の一部「復興号」に「消音車両」を設置することを提案しました。乗客は中国鉄道カスタマーサービスサイト「12306」やアプリでチケットを予約する際、「消音車両」を選ぶことが可能になりました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News