【12月3日 AFP】交流サイト(SNS)大手の米ツイッター(Twitter)は2日、憎悪的なコンテンツの定義を拡大し、人種や民族、出身国に基づき、他人を「非人間的」に扱う表現を禁止すると発表した。

 ツイッターは、「ツイッター上では、自由な自己表現を推奨しているが、暴言や嫌がらせ、憎悪的なふるまいは引き続き一切許容されない」とブログに投稿。憎悪的なコンテンツの定義を拡大し、人種や民族、出身国に基づき、他人を「非人間的」に扱う表現を禁止すると明らかにした。

 ツイッターは、報告を受けた場合には攻撃的なツイートを削除するとし、その例として特定の民族を「くず」や「寄生虫」などと呼ぶことを挙げた。「規約違反が重なった場合、アカウントを一時的にロックしたり、停止したりする可能性がある」という。(c)AFP