【12月1日 AFP】(更新、写真追加)国際オリンピック委員会(IOC)は1日、次期会長選でトーマス・バッハ(Thomas Bach)現会長(66)以外の立候補者がいなかったと発表した。これでバッハ氏が2期目を務めることが確実になった。

 2期目の任期は4年。来年3月にギリシャ首都アテネで開かれるIOC総会で、バッハ会長の続投が承認される見通しとなっている。

 ドイツ人弁護士のバッハ氏は2013年9月、ベルギー出身のジャック・ロゲ(Jacques Rogge)前会長の後任として、1期8年の予定で会長に就任。

 再任が承認されれば、2期目は新型コロナウイルスの流行で開催が延期されている東京五輪(来年7月23日~8月8日)後に始まり、パリ五輪から1年後の2025年までとなる。(c)AFP