【12月1日 AFP】ドイツサッカー連盟(DFB)は30日、不振に陥っている同国代表のヨアヒム・レーブ(Joachim Loew)監督が、来年に延期になった欧州選手権(UEFA Euro 2020)でも指揮を執ると発表した。

 60歳のレーブ監督は、2006年のW杯(World Cup)後に前指揮官のユルゲン・クリンスマン(Juergen Klinsmann)氏からバトンを受け継いで以来ドイツを率いており、2014年のW杯ブラジル大会ではリオネル・メッシ(Lionel Messi)擁するアルゼンチンを決勝で下し、東西統一後で初となる優勝を果たした。

 しかし、2018年のW杯ロシア大会でグループステージ敗退の屈辱を味わうなどこの3年は結果が出ておらず、最近もスイスと2度引き分け、トルコ戦もドローで終了。さらに11月17日に行われたスペイン戦では0-6で敗れ、この89年で最大点差の大敗を喫するなど、チームは危機を迎えている。

 ロシア大会の後にもレーブ監督を支持した連盟は、「競技面の重要な目標は2021年の欧州選手権を前にすでに達成されているという意見でDFBの役員会は一致した」と述べた。

「その重要な目標には、欧州選手権の出場権獲得やUEFAネーションズリーグ(UEFA Nations League)でのリーグA残留、W杯カタール大会欧州予選のポット1確保が含まれる」

「それゆえ、ヨアヒム・レーブはDFBの役員会から今後も支持を受け続ける」「代表チームや監督のパフォーマンスは、1試合だけで判断できないし、そうしてはいけない」

 レーブ監督の契約は2022年のカタール大会までとなっているが、その進退には来年の欧州選手権で再び厳しい目が向けられるかもしれない。4度の世界制覇を誇るドイツは欧州選手権で、前回王者ポルトガルや2018年のW杯を制したフランス、ハンガリーと同じ難しいグループに入っている。(c)AFP