【12月1日 AFP】11月3日に行われた米大統領選で、アリゾナ州での最終開票結果が30日発表され、民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)氏の勝利が確定した。

 共和党の現職ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は選挙で不正があったという根拠のない主張を現在も続けているが、アリゾナ州での結果確定によりバイデン氏の勝利はさらに強固なものとなった。

 同州のケイティー・ホブス(Katie Hobbs)州務長官は開票結果の最終認定に際し、今回の選挙については数々の根拠のない主張があったものの、「アリゾナ州の法律と選挙手続きにのっとり、透明かつ正確、公正に行われた」と表明した。

 アリゾナ州は1996年のビル・クリントン(Bill Clinton)氏を最後に民主党候補が勝利していなかったことから、今回のバイデン氏の勝利は大統領選の構図を大きく塗り替えた形となった。(c)AFP