【11月30日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間30日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は146万18人に増加した。

【図解】新型コロナ ワクチン開発状況(2020年11月9日時点)

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも6273万2520人の感染が確認され、少なくとも3989万9800人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 29日には世界全体で新たに7007人の死亡と50万2826人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の822人。次いでイタリア(541人)、インド(443人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに26万6887人が死亡、1338万5495人が感染し、少なくとも506万5030人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は17万2833人、感染者数は631万4740人。以降はインド(死者13万7139人、感染者943万1691人)、メキシコ(死者10万5655人、感染者110万7071人)、英国(死者5万8245人、感染者161万7327人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの143人。次いでペルー(109人)、スペイン(96人)、イタリア(91人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万6512人、回復者数は8万1598人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が44万6672人(感染1296万7365人)、欧州が40万9073人(感染1813万3542人)、米国・カナダが27万8910人(感染1375万3768人)、アジアが19万4266人(感染1236万1176人)、中東が7万8434人(感染332万1072人)、アフリカが5万1722人(感染216万5295人)、オセアニアが941人(感染3万305人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP