【12月1日 Xinhua News】米調査会社IDCがこのほど発表した「中国金融クラウド市場(2020年上半期)動向」報告によると、中国のインターネット検索大手、百度(バイドゥ、Baidu)スマートクラウドは18カ月連続で市場シェア拡大を実現し、阿里雲(アリババクラウド、Alibaba Cloud)、騰訊控股(テンセント、Tencent)クラウド、華為技術(ファーウェイ、Huawei)クラウドに次ぎ、中国金融クラウドプラットフォームソリューション市場の4位に浮上し、トップグループ入りした。

 報告によると、20年上半期(1~6月)、中国金融クラウドプラットフォームソリューション市場規模は2億2千万ドル(1ドル=約104円)に達した。IDCは、オンライン市場とマーケティングシステムが現在の金融クラウド市場の争点となっており、オンラインプロセスとビジネスの刺激要素から新型コロナウイルス感染症環境を考慮すれば、オープンバンキング、リモートバンキング、オンラインバンキング、デジタルマーケティングなどのシステムが新たな成長分野になるとの見方を示している。

 百度スマートクラウドはこの新たな動向に対し、集客からマーケティングまで、リスク管理から運営までカバーするエンドツーエンドのスマートソリューションを金融機関に提供しており、顧客のサービス改善と経営力向上をサポートしている。(c)Xinhua News/AFPBB News