イングランドと仏が優勝懸け激突へ オータム・ネーションズ杯
発信地:ラネリー/英国
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【11月29日 AFP】ラグビーの8か国対抗戦オータム・ネーションズカップ(Autumn Nations Cup 2020)は28日、第3節の試合が行われ、イングランドが24-13でウェールズに勝利し、決勝進出を果たした。
試合はジョニー・ウィリアムズ(Johnny Williams)のトライでホームのウェールズが先制したが、イングランドはヘンリー・スレイド(Henry Slade)とマコ・ヴニポラ(Mako Vunipola)がそれぞれ前半と後半にトライを決めたほか、主将のオーウェン・ファレル(Owen Farrell)がキックで14点を稼ぎ、逆転勝ちを収めた。
これでイングランドがグループA首位通過を決めた一方、ウェールズは直近8戦でティア2のジョージアにしか勝利できていないことになった。
この後に行われたグループBの試合では、11人が代表デビューを飾ったフランスがイタリアを36-5で下し、12月6日に敵地トゥイッケナム・スタジアム(Twickenham Stadium)で開催されるイングランドとの決勝へ駒を進めた。
フランスは相手に退場者が出て数的優位に立った後半の時間を生かし、この日テストマッチ初出場を果たしたギャバン・ヴィリエ(Gabin Villiere)が独走でトライを挙げた。
試合前には週の初めに亡くなったフランス代表のレジェンド、クリストフ・ドミニシ(Christophe Dominici)氏に黙とうがささげられ、無観客となったスタッド・ド・フランス(Stade de France)の客席には同氏の大きな写真が掲げられた。(c)AFP