【11月29日 AFP】ラグビーのオールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)が28日、南半球対抗戦ザ・ラグビーチャンピオンシップ(The Rugby Championship 2020)のアルゼンチン戦を前に、先日死去したアルゼンチンサッカーのレジェンド、ディエゴ・マラドーナ(Diego Maradona)氏に哀悼の意を表した。

 ニュージーランドは、主将のサム・ケイン(Sam Cane)がマラドーナ氏の名前と背番号10が描かれたオールブラックスのジャージーをフィールド中央に置いて弔意を表し、それから伝統の「ハカ(Haka)」を披露した。

 ラグビーファンとしても知られるマラドーナ氏は25日、わずか60歳でこの世を去り、アルゼンチンとサッカー界全体がレジェンドの死を悼んでいる。

 アルゼンチン代表を率いるマリオ・レデスマ(Mario Ledesma)ヘッドコーチ(HC)は、「彼は誰にとってもレジェンドだったと思うが、アルゼンチンでは神に近かった」「彼にはみんなをつなげる力があった。これから寂しくなる」とコメントした。(c)AFP